4Kテレビで4K放送は見られないってホント?



4Kテレビとは

 

 

表題は大変気になると思いますが、まずは、そもそも4K対応テレビとは何かについて最初に触れておきましょう。

 

4Kの解像度(4K resolution)とは、画面解像度:横4,000×縦2,000前後に対応した映像の総称です。「K」は1,000を表すSI接頭辞「キロ」の意味となっており、横、縦の解像度を意味する「4K」、「2K」とも呼ばれます。わかりやすく言えば、フルハイビジョンテレビの4倍のきめ細かさで表現ができるテレビということです。

 

テレビというのは、大画面になればなるほど1画素あたりの面積が大きくなり、そうすると画素の粗さが目立ってしまうという問題がありました。そこで4Kテレビの出番です。フルハイビジョンの4倍の画素数ですから、かなりの大画面で見ても、画素の粗さがあまり気になりません。つまり、大画面で高画質を楽しみたいなら、4K対応テレビがお勧めというコトになるのです。

 

最初は高価だった4Kテレビですが、市場に登場してから8年目に入り、また、ハイエンドモデルが「有機EL」に移行したので、格安モデルもいろいろラインアップされるようになってきています。

 

話題になったのはヤマダ電機グループが独占販売をする、船井電機の4Kテレビで、価格は43型で11万4800円、49型で約18万円、55型でも約20万円という低価格です。4Kテレビはこうして身近なものになってきました。